2017年7月7日金曜日

YAMAHAのレイヤ3スイッチとエッジルータ

先月の Interop Tokyo 2017 で参考展示されていた YAMAHA の RTX810 後継ルータの X17(仮称)とレイヤ3スイッチの X18-R。発売がいつになるのか気になりますね。

私が勤める会社では、ルータは主に YAMAHA 製品を使っています。
安定した稼働、日本語サポート、そこそこ多い情報とマニアックな YAMAHA さんのホームページなど中小企業レベルだと十分な感じです。

Azure への接続他、クラウドサービスの接続関連となると、cisco社に一日の長がある感じも受けていますが(AWSについては最近YAMAHAは頑張っている印象)、まぁ、オンプレミス中心に国内複数拠点でVPN組むなんて使い道にはとてもいい感じです。


これまで YAMAHA ではレイヤ3スイッチが無かったため、基幹ネットワークをオールヤマハとしようとするとやたらルータが増える感じでしたが、今後はメーカー統一の運用ができるので期待しています。


また、小規模事業所の真打ルータともいえる RTX810 がバージョンアップされるのは期待度大です。
どうも RTX810 はVPNのスループットが弱かったり、YAMAHA以外のルータと接続する際の接続が不安定になることがあったり、VPN ルータとしてはパフォーマンス的にいまいちな印象があります。

今回 RTX1210 と同じように CPU が PowerPC になったりしたら、ほぼこれで拠点レベルのルータとしては完璧なのではないかと。
個人的にはLANの口が前面に移ったのもありがたい。

YAMAHA のラックマウントキットを使ってルータをラックに収容した場合、差込口が背面にあると指が届かなくて意外と扱いにくい。
前面だと、ケーブルの取り回し設計も楽ですし、抜き差しもしやすいのでこれは改善点ですね。


次回は FWX120 を更新してくれないかなぁ。
社内の内部ルータとしてなかなか使い勝手が良いので、リンクアグリゲーション対応してくれると、ボトルネックを懸念して配置できないところにも道が開けるので。


ここ5年以内くらいに出てくる YAMAHA さんの製品はなかなかツボを押さえていると個人的には思っているので、今回の参考展示が早く発売されないかなぁと思うのでした。

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